2004年7月18日(日)
朝顔やきのふは深き渕を見て/永島靖子
『紅塵抄』(一九九一年)の一句。深き渕、はたぶん嘱目なのだろうが、これはもう心象に転位させて読んでくれと句が語りかけているようなものだ。何から解放されたという具体性はない。けれど、何かから解放されたその緩んだ感じがじわじわしみて来る朝、というのはそれなりに思いあたる感覚がある。卑近なところで言えば、仕事にきりのついた朝か。たまにはこんな風に朝顔と出逢いたいものである。午後、実家の父母が食べ物のさしいれに。終日、進みの悪さにいらいらしながらの仕事。いくつかはクリアしたのだが、いくつもが積み残しに。明日もすっきりしない朝になりそうだ……。
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