« 題詠マラソン2004/村本希理子5首選 | Main | 「NHK歌壇」10月号 »

September 14, 2004

2004年9月14日(火)

テレビを見ると殺伐としたニュースが続いている。と書いて、過敏になっている自分に気づく。秋らしくなりつつある頃はいつもこうだ。きのう、家人の仕事に大きなくぎりがついたので、便乗してそれなりにゆっくり眠る。午後、Aさんから原稿依頼の電話。流れで企画の相談をうける。「未来」9月号を読む。この雑誌は安定して元気な誌面である。加藤治郎さんの選歌欄「彗星集」は一周年だという。慶祝。優秀な人材が揃い、快い空気が広がっている。何のはずみか、本棚から『村上朝日堂』を抜き出して読む。村上春樹のエッセイは、小説の空間からあの異常な過敏さを取り払った文体で、無意識のうちに小説と比較しながら読むせいか、読んでとても落ち着く。村上春樹の小説は、たとえどんなに明るい話でも明るくはない。夜、なかはられいこさんに電話。まずは「ごはん食べた?」と訊いてみる。深夜、抽象的な思索に耽る。たぶん世界はどこにも行かずにここにあるとか、山紫水明とか、なんだかそんな脈絡のないことを考えていた。

|

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/40919/1439345

Listed below are links to weblogs that reference 2004年9月14日(火):

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)