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February 28, 2005

題詠マラソン2005/参加受付終了

題詠マラソン2005の参加受付が本日正午に終了した。参加者の総数は、昨年を大きく上回る563名。参加人数の増加や顔ぶれの微妙な変化が、企画にどんな影響を及ぼすのか、楽しみである。3月1日から8か月の投稿期間に入る。

▼題詠マラソン2005/会場
http://www.sweetswan.com/daiei-2005/

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「現代詩手帖」3月号に執筆

「現代詩手帖」3月号が届いた。今月から短歌時評「うたの凹凸」の連載がはじまる。初回は「現代短歌とポピュラリティ」と題し、400字×3枚を執筆。佐藤真由美さんの『恋する歌音』を題材に、ポピュラリティという視点から発生する現代短歌の領域の問題を少し考えてみた。

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2005年2月28日(月)

きのうは江村彩さんの第一歌集『空を映して』の批評会。会場が地元なので、ぎりぎりまで歌集を読み直していて、正午前の打ちあわせ時間ぴったりに到着するように家を出る。栄へ。批評会の参加者は60人弱。中の会で一緒に活動していた人たちとそれ以後の仲間たち、いろいろな顔ぶれがいて楽しかった。批評会の内容についてはあらためてメモをまとめる。懇親会に出て、二次会にも出て、深夜、帰宅。帰りがけに自宅に電話をすると、家人が発熱していた。37度台だと言っていたので、月曜に内科かな、と思っていたら、にわかに38度台まであがる。あわてて深夜の救急病院を調べる。電話で問いあわせると、近くの二件が混雑で2〜3時間の診察待ち。時間をおいて、少し離れた空いていそうな新栄町の病院へ。家を出てすぐ、狸を見る。近隣に野生の狸がいるという話は聞いていたのだけど、実物を見るのははじめて。診察を終えて帰宅した頃は、もう午前4時に近かった。きょうは正午近くまで睡眠。家人の熱はまだ37度台。午後、銀行で所用を済ませ、それから八事のジャスコへ。食材と薬を調達する。夕刻、小康状態。内科へ。夜、ふたたび家人の熱があがる。家人の様子を見たり題詠マラソン2005の準備をしたり、家のなかをどたばた動きまわる。

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February 27, 2005

江村彩第一歌集『空を映して』批評会

江村彩さんの第一歌集『空を映して』の批評会に出演します。
この歌集は、故春日井建さんがプロデュースを手がけた一冊です。
ふと気づいたけど、ぼく以外のパネラーは全員、家族に歌人がいますね。

【日時】2005年2月27日(日)13:20〜16:30(開場12:50)
【会場】愛知芸術文化センター12F・アートスペースEF
    名古屋市東区東桜1-13-2 電話052-971-5511
    ※地下鉄東山線・名城線栄駅からオアシス21連絡通路経由徒歩3分
【パネラー】小島ゆかり、加藤治郎、小林久美子、天野慶、荻原裕幸(司会)

【懇親会】17:30〜19:30 於・唐渡屋別館沙く羅
     東区東桜1-9-19成田栄ビルB1 電話052-961-3105

【参加費】批評会=1,000円、懇親会=4,000円
【参加申込・問い合わせ】
 杉森多佳子(taca_hiro@h3.dion.ne.jp)宛にお願いします。
 氏名、連絡先、批評会・懇親会の各出欠を明記の上、2月15日(火)までに。

【発起人】加藤治郎、水原紫苑、荻原裕幸、杉森多佳子
     新畑美代子、彦坂美喜子、岡嶋憲治、喜多昭夫、佐藤晶
※歌集については、本阿弥書店の歌集紹介ページをご覧下さい。

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February 26, 2005

2005年2月26日(土)

午後、コンテンツワークスから、Mさんの歌集の製本サンプルが届く。最終的なチェックを進める。短歌誌「塔」2月号が届く。西之原一貴さんが「ポスト〈私性〉論の行方(1)」と題した短歌時評で、短歌に対するこのところのぼくの現状認識を整理し、考察を加えてくれた。感謝。今後の展開にも注目したい。夕刻から夜にかけて、遅れていた歌集書評の原稿を書きあげる。メールで入稿。電脳短歌イエローページ、あすで開設以来満7年となる。スタッフとしていつも助けてもらっている、玲はる名さん、ひぐらしひなつさん、掲載各サイトの運営者さんならびにユーザ諸氏に深く感謝いたします。

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February 25, 2005

2005年2月25日(金)

午後、家人と近所の公園まで散歩。小学生あるいは中学生らしきこどもたちが意外にたくさん楽しそうに遊んでいた。先日、学習塾の事情を調べて、ちょっと複雑な心境になっていたところなので、いまどきのこどもも公園で遊ぶのかと、奇妙な安心感に包まれる。ノルベルト・ボルツ『世界コミュニケーション』(村上淳一訳、東京大学出版会)を読みはじめる。論旨には共鳴点がありそうな気がするのだけど、辟易するほどのポストモダン臭。挑発が狙いなのか、ところどころ論理が跳ねているように見えて読みにくい。何度も書くと静かにとも言えなくなるが、静かに応援している羽生善治さんが、棋王のタイトルを奪取。四冠。タイトル獲得はこれで60期。慶祝。

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February 24, 2005

2005年2月24日(木)

きのうは朝から上京。所用で京王沿線をぐるぐると周り、東京駅に戻ったのが夕刻。丸の内のパレスホテルへ。第56回読売文学賞の贈賞式に出席。受賞者の一人である岡井隆さんが、挨拶で、短歌が座の文芸であることを視座に、短歌朗読のイベントといわゆる「四都歌会」にも言及したので驚いた。岡井さんがそれらの場を重視しているのはもちろん知っているが、この種の場で、結社中心の歌壇から見た周縁的な話題を出すのをはじめて聞いたのだった。その後のパーティをゆっくり楽しんで、最終の新幹線で帰名。きょうはずっと軽い疲労が残ったままだった。からだを休めながらの仕事。夜、題詠マラソン2005の参加者がほぼ450名に達する。参加受付の締切まで、あと4日となった。

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February 23, 2005

「東海の文芸」を執筆

2月23日付の朝日新聞夕刊、中部版学芸面のコラム「東海の文芸」に、詩歌句を対象とした時評約2000字を執筆した。対象にしたのは、このほど青幻舎から刊行された『永井陽子全歌集』と中部日本俳句作家会の『平成十六年度版中部日本年刊句集』の二冊。

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February 22, 2005

2005年2月22日(火)

朝から例のどがががががががががひびく。軽く仮眠しただけで仕事を続けていたせいか、無性にいらいらしたが、こちらが本気で切れる前に音が止む。午後、家人と外出。きょうは非徒歩。食事、買い物、等。夕刻、朝日新聞から詩歌時評の校正ゲラのファックス。校正。夜になって校了。江村彩さんの批評会のレジュメが届いているので、歌集を再読しながら小考。なかはられいこさんから電話。長電話する。あすは上京して読売文学賞の贈賞式に出席する予定。

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February 21, 2005

2005年2月21日(月)

寒い日が続く。きのう、題詠マラソン2005の参加者が400名を超えた。数字的にはすでに未知の領域に突入している。こうした場の感覚を他の人と共有できるのはとても快い。題詠マラソンに参加する/しないを考えた時点で、結局参加しない人とも何かが共有できたのではないかとさえ感じる。ものすごく不思議な気分である。きょうは朝から書斎の真正面の道路で工事音がうるさかった。どががががががががの連発。原稿を書いたりメールの返信を少しずつ書いたりしながら終日ずっとパソコンに向かう。と言うか、寒いので家から出ていない。

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February 20, 2005

2005年2月20日(日)

きのうは午前中から出かける。大阪・梅田の弥生会館へ。大橋麻衣子さんの第一歌集『シャウト』の出版記念会に出席。熱い感じの批評会と温かい感じの祝賀会だった。ひさしぶりに会う人も多く、いつまでも話していたかったが、二次会は時間の都合で出られなかった。夜、帰名。帰宅後、記憶の鮮明なうちにメモをまとめた。きょうは急ぎの原稿に追われる。午後、家人とウォーキング。なぜか平日のような感覚があって、あれ、きょう、日曜だったか、と言うと、家人が、センスイカンノカレイとか何とか言っている。潜水艦の鰈? 話がまるで通じない人といるような気がしてうろたえていたら、曜日の意識をはっきりさせるために潜水艦では毎週同曜の食事にカレーライスを出すのだとか。たしかに、午後に一人でいると日曜だという気がする。へぇと感心し、正直に、一瞬どこかおかしな世界に行ってしまったのかと思ったよ、と言ったら、叱られた……。

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「逸」18号

花森こまさんの個人誌「逸」18号が刊行された。昨年の「逸」のシンポジウムに出たときのぼくのレジュメ「声のシンポジウムのためのメモ」がそのまま掲載されている。400字×5枚弱。朗読については、その時点からかなり考えが推移したが、レジュメに記述してある「現在、ぼくたちが、詩歌の作品において共有している調べの概念は、声によるものではなく、文字によるものだということは再認識しておくべきだろう」という見解はまったく変わっていない。

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February 19, 2005

大橋麻衣子第一歌集『シャウト』批評会/メモ

大橋麻衣子さんの批評会のメモ。60数名が出席。「短歌人」のメンバーが40人近くを占めていた。発起人の藤原龍一郎さんの挨拶からはじまる。こういう内容の歌集はこれまでにはないのではないか、パンドラの匣ではないか、等、熱いことばが述べられた。ディスカッションでは、司会の吉岡生夫さんがまず感想を語る。読者としておもしろい、ある種の爽快感がある、その一方で、同じ歌人として、短歌は武器(著者のことば)にもなるだろうが、武器に著者が走らされるということもある、反作用を受けとめる覚悟があるのか? 造酒廣秋さんは、しんどいなあ、どこかで息抜きをさせてくれないか、という印象を枕に、引用の助詞「と」の多用について指摘。鍵括弧や会話体の多用とあわせ、他人からこう言われた、わたしはこう思う、的な単純な繰り返しの構成を批判。技法として幼稚な面があるのではないか、技術的な問題が残るのではないか、と疑念を。中津昌子さんは、米川千嘉子の今井邦子論を枕に、妻であり母であり女性であることの束縛感が前面に出た無惨な感じや分断感を分析。吉岡さんや荻原(「短歌人」2月号書評)が感じるような爽快感がほんとにあるのか。描かれた夫や他者としての女性がパターン化して、他者への関心も畏怖も感じられず、自己にばかり視線が向いていないか。その苦しさには共感するのだけど、何かが狭いところにとどまるような感じがある、表現としてその何かを伝えるためのことばが欠如しているのではないか。パターン化せずに不可解なものをそのまま提示するような文体に可能性を感じた。等々。批評会のレベルを遥かに超えた大橋麻衣子論が聞けたなと思った。大塚寅彦さんは、型通りの考えへの反撥、個という意識が突出した表現に爽快感はあると言う。社会へ向けても自己の内部に向けても生な批評性が出ている。稀有なほどに突出している。ただし、全体に修辞などの表現の弱さがあるという印象は否めない。江戸雪さんは、歌集全体がさらっと読めた。文体のトーンが単調でモチーフにも広がりがないのが要因だとも思うが、強い印象が残る理由がよくわからない、と評価に迷っている様子。妻たちや母たちが大掴みで一般化されすぎている、もう少し掘り下げてほしい、と註文。なんだかわからない無意識の領域で、定型にことばをはめてみたらおもしろくなりました、的な歌に注目した。自己ではないものへの視線をもった歌をもっと入れたら構成がおもしろくなったのではないか、と指摘。会場発言では、主に女性の歌人から、表現以上に作中主体の置かれた立場へのコメントが多かったと感じられた。表現する主体の存在感に比べ、表現が追いついてない、と受けとめられたようだった。会場発言のときに少し語ったことだが、短歌は、日常を超えた世界へとことばを飛躍させてゆくか、日常の微細な部分にまで視線を向けてそこに世界の象徴を見出すか、になりがちだが、大橋さんの作品は、日常を日常のままに語る。ことばがほとんど隠喩化せず、書かれた/読んだ作品のことばが、読者のなかにそのまま堆積する感触がある。この堆積感が、冒頭の挨拶で藤原さんが言った、これまでにない何か、につながるものなのではないか、と、ぼくは考えている。

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大橋麻衣子第一歌集『シャウト』出版記念会

大橋麻衣子さんの第一歌集『シャウト』の出版記念会に出かけます。
同歌集は、昨夏に歌葉叢書としてリリースされた話題の一冊です。
当日、会場で見かけましたら、ぜひ声をかけて下さい。

【日時】2005年2月19日(土)14:00〜(開場13:30)
【会場】大阪弥生会館(電話06-6373-1841)
    大阪市北区芝田2-4-53(ヨドバシカメラ駐車場北側)
    ※JR大阪駅中央北出口または地下鉄御堂筋線梅田駅5番出口から徒歩5分

【プログラム】
◎批評会(14:00〜16:30)
 パネラー=江戸雪、大塚寅彦、中津昌子、造酒廣秋、吉岡生夫(司会)
◎祝賀会(17:00〜19:00)

【参加費】批評会=1,000円、祝賀会=5,000円
【参加申込・問い合わせ】
 著者・大橋麻衣子(maiko-dana@mtd.biglobe.ne.jp)宛にお願いします。
 氏名、連絡先、批評会・祝賀会の各出欠を明記の上、1月31日(月)までに。

【発起人】荻原裕幸、香川ヒサ、小池光、中地俊夫、藤原龍一郎、斎藤典子
※同歌集は、【歌葉】サイトにて入手できます。
※ogihara.com内での同歌集の紹介は、→こちらをご覧下さい。

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February 18, 2005

2005年2月18日(金)

スパムメールが増える一方で、一日あたり200通を超えているようだ。多い日は300通を超える。処理作業にさほど時間はかからないのだが、そろそろ対策を考えようかと思っている。それにしても困るのは英文の手紙風なスパムで、スパムだとわかるまでにいくらか読まないとわからないからやめてほしい。と言うか、スパム自体やめてほしいのだが……。あす、批評会なので、大橋麻衣子さんの歌集『シャウト』を再読する。夜、斎藤典子さんに電話すると、70名近くが出席の予定だという。にぎやかな会になりそうだ。

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February 17, 2005

2005年2月17日(木)

中部国際空港、通称セントレアが開港。名古屋のローカル番組は朝からずっと空港一色である。もちろんめでたい感じがあるのだが、めでたさを超えたおめでたい感じもどこかにあるような……。午後、家人とスーパーへ買い物に。近所に住む歌人のYさんと店内でばったり会う。Yさんは、生活感のにじんだ表情を見せない人なので、夕刻に近いせわしない店内にいるとすぐに気づく。と書いて、ああ、そうか、だからYさんもすぐぼくたちに気づくのか、と気づいた。夜、Kさんから電話。この春、名古屋市内への転居が決まったという。ようこそ。

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February 16, 2005

2005年2月16日(水)

天候のはっきりしない一日。原稿のための資料を読み続ける。本から本へと関連事項をたぐりよせているうちに、いつの間にか本筋から離れたところへ。気づいたら小川太郎さんの『血と雨の墓標 評伝・岸上大作』を手にしていた。ひさしぶりの再読。おもしろいと感じたことのない岸上の短歌のいくつかが、ちょっと表情を変えていた。自分が生まれる前の出来事が、なぜか懐かしい感じを帯びて迫って来る。題詠マラソン2005の参加者が350名を超えた。成長が予測できない生物のように増殖している……。

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February 15, 2005

2005年2月15日(火)

午前、思潮社から届いた「現代詩手帖」の短歌時評のゲラの校正。連載のタイトルは「うたの凹凸」とした。メールして電話して校了。午後、ウォーキングをかねて郵便局、他。夕刻、栄へ。五七五の会。少し遅れて着くと、男性と女性の脳の機能の違いの話で盛りあがっていた。冷蔵庫をあけると、目の前にある探しものは見つけられないくせに、すみっこにある賞味期限のきれた食材など、見つけなくてもいいものは目ざとく見つけてしまうとか、そういった、男性がいかにつかえない生物であるかという話。たしかにそうだなあと実感する。句会ももちろん盛りあがる。夜、雨がぱらぱらと降りはじめた頃に帰宅。

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「現代俳句」2月号に執筆

現代俳句協会の機関誌「現代俳句」2月号が届く。昨秋の第84回現代俳句協会青年部勉強会での講演要旨を原稿化して寄稿。「題詠について」、400字×6枚弱。スペースの都合で具体的な例としての作品を入れられなかった。いずれ機会があれば補完したい。

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February 14, 2005

2005年2月14日(月)

午後、外食をかねて家人とウォーキング。途中、コメダ珈琲の本店へ。本店の隣りに「高級なコメダ」ができるというので、その下見のつもりで。看板にはたしかに「高級喫茶/吉茶」と書いてあった。高級喫茶……。高級……。何がどう高級なのかさだかではないが、オープンしたらぜひ行かなければ、と思う。この2月末で、電脳短歌イエローページを開設して7年になる。ひさしぶりにフルメンテナンスをしようとしてリンクチェックをはじめたら、10分ほどで気分が悪くなって中止。単純作業ほど気分的なものに左右されるらしい……。

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ねじまき句会・第12回記録

ねじまき句会、第12回の記録を公開した。今回の題は「春」。それと雑詠。出席者も欠席者も各自それぞれ無記名詠草から五句を選んだ。過去の記録もリンクを順にたどってすべて読めるようになっている。
http://www.sweetswan.com/nejimaki/new.html

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February 13, 2005

2005年2月13日(日)

午後、家人とともに、以前勤めていたプロダクション時代の同僚の家へ。同じ時期に同じ職場にいた9人とそのこどもたち3人が集まる。9人中2人が現在もそのプロダクションに在籍。9人中ぼくを含めた8人4組がいわゆる職場結婚。同窓会めいたにぎやかな時間を過ごした。結社誌「短歌人」2月号の西王燦さんの評論「繋がる、萌える、現代連歌」を読む。連句ではなくあえて現代に連歌を宣言しようとする発想は興味深かった。ただ、萌える、という感覚での付句をそのまま容認するとしたら、自身を脱出する可能性(オクタビオ・パス)からはむしろ遠ざかるのではないかとも思った。いわゆる、萌え、が、内向を超えたところに価値を帯びるためには、何かそれなりの条件が必要ではないのだろうか。

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February 12, 2005

2005年2月12日(土)

昨夜は最終の新幹線で帰名。車窓の夜景を眺めながら、穂村弘さんとよしだかよさんの幸福そうな姿を思いかえす。パーティー会場で、加藤治郎さんや水原紫苑さんとも話をしていたのだが、1980年代の、やたらに熱くなっていたあの頃とは、すっかり周囲の顔ぶれがかわってしまった。時間の感覚がごちゃごちゃになり、眩暈みたいなものがどこかから降りて来た。きょうもまだ夢のような感じから抜け出せないままでいる。午後、一人で食事をしに外へ出ると、マンションの中庭に空蝉があった。空蝉? 立春を過ぎたばかりなのに……。

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February 11, 2005

2005年2月11日(祝)

明るさの向こうにまで翳りの感覚を探してしまうのは、歌人としてもはや体質に近いものになっている気がするけれど、稀に、すっかり手放しで明るい気分にひたることもある。ただそこにひだまりがあって。切なさのような透明な濁りさえもなくて。きょうはそんな一日。というわけで、仕事は早々に切りあげ、ともだちの結婚パーティーに出席するため、夕刻から上京の予定。おめでとう、大切なともだち。二人の未来がどこまでも晴れわたりますように。

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February 10, 2005

2005年2月10日(木)

睡眠時間がまたずれこんだ。早朝に眠り、朝起きる。あまりに眠いのでたびたび仮眠をとる一日。前にも少し書いたが、静かに応援している棋士の羽生善治さんが、王将のタイトルを奪取。三冠となった。慶祝。ひぐらしひなつさんが、インタビューの一部を、ウェブ「デジタル・ビスケット」上にまとめてくれた。どうやらひぐらしさんは、むかしむかしの話から順に何かを掘り起こそうとしているらしい……。題詠マラソン2005の参加者、ぐんぐん数が伸びて、受付10日目にして300名に近づいている。

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February 09, 2005

2005年2月9日(水)

午前から午後、原稿をひとつ書きあげる。3月号から「現代詩手帖」で連載する短歌時評。毎月1200字程度の枠なので、論じるのではなく、視点を提示するという感じになるだろうか。他ジャンルの雑誌で短歌を考えることによってはじめて見えて来るものがあればいいな、と思う。夜、八事・ポップコーンのオープンマイク企画「詩のあるからだ」に参加。若原光彦さんが主催を継承してからはじめての参加。まとまりと破綻がとてもいい感じだった。同人誌以上のメディア機能がある、という表現をしてもいいかも知れない。深夜、帰宅。

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February 08, 2005

2005年2月8日(火)

仕事を途中できりあげて、午後、栄へ。読書会に遅れて出る。参加者6名。福田和也『イデオロギーズ』(新潮社)の二回目。同書の後半部分を対象に、しばしば議論をしながら読み進める。終了後、会食。夜、帰宅。ココログのアクセスカウンタが6万を超えた。ご愛読、感謝。実は、きょうは母の誕生日なのだが、まだ祝いのことばを伝えていないのだった……。

ヒロユキ、とあなたのこゑがまなかひにみどり繁らせながらふるへる/荻原裕幸

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February 07, 2005

2005年2月7日(月)

朝、起きると肩に鈍痛がある。腕が動かないとかそういうことはないのだが、はじめは何かに集中することができないほど痛かった。原因を考えながらむりやり仕事をする。きのうは、夜、美容室で髪を切った。おそらくこれは違う。NHKの「しゃべり場」の再放送で枡野浩一さんの顔を見た。おそらくこれも違う。とか考えていたら夕刻になって肩の痛みはやわらぐ。が、肩の痛みをかばってキーを打っていたせいか、こんどは肘に痛みがはしりはじめる。いらいらする展開だなあと思う。夜、あすの読書会のために資料を読みなおす。

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February 06, 2005

2005年2月6日(日)

午後、家人が出かける。背伸びした原稿を書こうとして、ことばを捏ねる。お腹が空いたので一人で中華料理店に行く。この店、チャーハン一人前とラ−メン半人前のセットはあるのに、なぜかラーメン一人前とチャーハン半人前のセットがない。どちらかと言うと後者が食べたいのだが、と言うか、なぜ後者が準備できないのか理由が気になる。帰宅してふたたびことばを捏ねはじめる。が、ラーメンとチャーハンのセットのことがあたまから離れない。身の丈にあわないことを考えようとすると、何かが思考を身の丈の方に引きもどすらしい。

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February 05, 2005

2005年2月5日(土)

午後、家人とウォーキングに出たついでに、古書店で、講談社の豪華版日本現代文學全集『斎藤茂吉集』を買う。金五百円也。収録されているのは、山本健吉の選んだ七歌集と散文。既読のものばかりだが、全集や全歌集で構えて読むのではなく、だらだらと読むのに良さそうだったので。「短歌研究」2月号、矢部雅之さんの短歌時評「対立の相手」を読む。ネット短歌と既存の歌壇の対立の構図のなかで、実は誰と誰とが対立しているかを、既存の歌壇が捉え間違えているのではないかという指摘。楽しく読んだ。

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February 04, 2005

2005年2月4日(金)

立春。午後から家人と名古屋港水族館へ。海豚とか鯱とか海亀とかペンギンを見ながらのどかに過ごす。一月の下旬か二月のはじめに旅行でも、という計画をたてたところ、仕事や雪に妨げられてしばらく行けそうになくなったので、きょうはそのかわりに。「短歌研究」2月号の岡井隆さんの文章を読んで吃驚した。このブログで1月24日にとりあげた中沢直人さんの文章に関連しての記述。『馴鹿時代今か来向かふ』の表題歌を岡井さんが無記名歌会に出したとき、同じ卓についていたぼくが「もうこの何々時代つてのは古いんぢやない?」と発言したのだという。ふと「憶ひ出した」ことのように書かれてはいるが、そういうのって実はずっと忘れていなかったりするんだよな。こちらの記憶はすでにすっかりとんでいるのだが、思わず、失礼しました、と唱える。冷汗三斗。

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February 03, 2005

2005年2月3日(木)

節分。穀物の霊力で鬼を追いはらう非科学的風習は好きなのだけど、昨今、自分自身が邪気の源のような気がするので、気がすすまなかったりもする……。時節柄なのか、雪のせいなのか、風邪がはやっているからなのか、昨夜から東桜歌会の欠席届が詠草よりもたくさん届く。9人分の詠草をプリントにまとめて、夕刻から栄へ。東桜歌会の例会。岡井隆さんに読売文学賞のお祝いを伝えると、そこから話が短歌系の雑談へと傾き、いつものことながら、ライブの短歌時評みたいな状態になった。歌会終了後は有志で居酒屋へ。深夜、帰宅。

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February 02, 2005

2005年2月2日(水)

雪。いちめんまっしろ、というほどではなかったが、名古屋でもそれなりに降り積もる。午後、マンションの中庭やお隣りの玄関先に、雪だるまらしき雪のかたまりがあった。夕刻、栄へ。仕事で外に出ていた家人と待ちあわせ。マグカップを新調したり、ケーキ屋でケーキを食べたり。題詠マラソン2005の参加者がどんどん増えている。動きが早いのでまだ正確にカウントできていない。あるいは前回よりもさらに勢いがあるかも。題詠マラソンのサイトからここを読みに来る人も多いようで、ココログのきょうのカウンタは400を超えている。

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February 01, 2005

題詠マラソン2005/参加受付スタート

題詠マラソン2005の参加受付がはじまりました。題詠マラソンは、今年で三回目の企画となります。楽しく有意義に活用していただければ幸いです。みなさんのご参加をお待ちしております。

▼題詠マラソン2005/会場
http://www.sweetswan.com/daiei-2005/
▼題詠マラソン2005/ルール
http://www.sweetswan.com/daiei-2005/rule.html
▼題詠マラソンBBS/給水所
http://www.sweetswan.com/daiei/bbs.cgi
▼題詠マラソン2004/会場跡(記録)
http://www.sweetswan.com/daiei-2004/

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2005年2月1日(火)

二月。寒い一日。冬がきわまってゆく感じ。午後、丸の内へ。ねじまき句会の例会。風邪で休んだ人も多く、今回の出席者は新しい人1人を含めて8人。ただし出詠率は100%なので計52句が集まった。短歌や俳句にくらべると、川柳の読みは掴みどころを探すのがむずかしいなと思いながら司会をする。終了後、有志で食事。みんなでふるえながら、店を探して丸の内から栄まで歩く。夜、帰宅間際に雪がちらつきはじめる。帰宅するとなかはられいこさんから電話。岐阜の雪はすごいよー、と、雪自慢をされる。全国的に雪に覆われてゆくらしい。

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