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May 20, 2005

2005年5月20日(金)

加藤治郎さんが6月中旬から毎日歌壇の選者に就くことになった。慶祝。加藤さんの歌壇的な活動については、以前、「賞賛も批判もこもごもに浴びながら、しかし、加藤治郎以前と以後とを、あきらかに違う風景として歌人たちの眼前に展開してみせた」と書いた。今回もまたそのような新しい風景を見せてくれることと思う。新聞選者というイメージが大きく変わるきっかけともなるだろう。きのうはオフにする予定が変更になり、仕事と書斎整理の日になった。きょうは半日をオフにして、松坂屋美術館へ家人とミュシャ展を観に行く。点数を集めただけの企画とは違って、かなり見ごたえのあるものだった。

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May 18, 2005

2005年5月18日(水)

午後、雨雲がひろがっていて、一駅を歩くか地下鉄に乗るか迷って、なんとなく歩きはじめたら途中で雨に降られた。中京大学オープンカレッジの俳句講座の五回目。Yさんから電話があって川柳のイベントへ出演を依頼される。Aさんから電話があって歌集批評会の打ちあわせをした。書斎のなかが異次元空間のような様相を呈していて、資料一冊を探すのにも時間がかかるので、こつこつかたづけをはじめることにした。少し手をつけた感触では、まじめにやっても真夏頃まではかかりそうな気がする。それまでやる気が失せないといいのだが……。

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May 17, 2005

2005年5月17日(火)

午後、ねじまき句会の例会だったのだが、仕事の都合で欠席した。短歌誌「かばん」の企画の対談ゲラに延々と朱入れ。録音を丁寧に起こしてもらったのに、ゲラを読んでも自分が何を語ろうとしているのかさっぱりわからないので、ほぼすべての発言を手入れする。なぜはじめからこのように語れないのだろうかと詮無きことを思う。IEのお気に入りを整理していたら、以前に組み立てたままで公開してなかったページが見つかった。オセロゲームの好きな人はぜひどうぞ。スクリプトはとても巧くつくられたものですが、大して強くはないようです。

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May 16, 2005

2005年5月16日(月)

先日、愛知万博に出品されていた案内嬢のロボットを見て、巧くできているものだなあと感心した。アクトロイドというらしい。SFでロボットに恋をする話がよくあるものの、映像化されるとき、特撮で俳優が演じるかCGで人間の表情を合成するかアニメで人間風に描かれるか、そんな手法が使われるため、どうも現実的な説得力がなかったのだが、アクトロイドを見て、人がロボットに恋をしはじめるのも、そんなに遠い未来ではないような気がしたのだった。夕刻、「現代詩手帖」の短歌時評のゲラが届く。夜、「Judy」の選歌について編集部と電話で打ちあわせる。

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May 15, 2005

2005年5月15日(日)

きのう、高木孝さんの第一歌集『地下水脈』の批評会で上京。参加者は30名ほどだったかと思う。田中槐さんの司会で、快く話のできる会だった。ぼく自身は栞文の範囲を超えない意見しか出せなかったが、この歌集の過剰な多様さにとまどいをおぼえる人が多かったようだ。編集的な見地からするとどうかという質問を田中さんからふられて、一冊のテーマかコンセプトをもう少し見えやすくするように勧めると答えたところ、実際の編集者の柳下和久さんも同じことを勧めたと言っていた。高木さんがそれを拒んだというのは、明確な考えに基づいてのことだとは思うが、多少計算違いがあったんじゃないかと感じたのは、高木さん自身がオペラではなく交響曲のようにまとめたかった、と言っていた点である。凡庸な筋書き/フレームをあえて利用した方が、読者は交響曲を聴くように、意味にこだわらずにすらすら読んでくれるものではないだろうか。筋書きやフレームを見せないようにすると、読者はかえってそこにこだわり、迷宮的状態に陥りやすい。音楽では意味が邪魔になるかも知れないが、文字表現での意味は、それが凡庸であればあるほど意味をなさず、むしろすらすら読める気がする。深夜、帰名。日帰りでの東京はなかなかきついものがある。きょうもまた仕事をしながら疲れをとるという事態になった。

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May 14, 2005

高木孝第一歌集『地下水脈』批評会

高木孝さんの第一歌集『地下水脈』(北冬舎)の批評会、
パネラーとして出演します。よろしければご参加下さい。
じっくりと議論のできる場となりそうなので楽しみです。

【日時】2005年5月14日(土)13:30〜17:00(開場13:00)
【会場】日本出版クラブ会館
    東京都新宿区袋町6 電話03-3267-6111
【パネラー】日高堯子、荻原裕幸、田中槐、斉藤斎藤
【参加費】2,000円
【事務局】杉野浩美(su-hiro@mte.biglobe.ne.jp
【発起人】荻原裕幸、田中槐、柳下和久、秋元千恵子

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May 13, 2005

2005年5月13日(金)

きのう、義母と義姉と家人に連れられて愛知万博へ行く。平日でしかも昼前から雨が降りはじめたせいか、噂に聞くほどの人混みはなかった。マンモスを見たりロボットを見たりする。期待したものが意外につまらなくて、さほど期待してなかったものが面白かったりもした。地元のリピーターという感じの人がやたらに多いのが印象的。名古屋の感覚で言えば、会場内に喫茶店と呼べるような場所がほとんどないのが不思議だった。きょうは外へ一歩も出ないまま。仕事をしながらオフの日の疲れをとるという本末転倒な展開となる。夜、高木孝さんの歌集批評会の簡単な資料を作成しながら意見をまとめる。あすは上京の予定。

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May 11, 2005

2005年5月11日(水)

午後、中京大学オープンカレッジの俳句講座へ。春期講座がはじまったのが先月の中旬、日記を中断していた時期にとんとんと回を重ね、黄金週間中に一回休講日があったが、きょうですでに四回目となった。今期は、実作指導の他、手元にあるアンソロジーから比較的新しい句を読み漁り、自分なりに秀句を選んで、技術的な参考になりそうなものを少しずつ紹介している。夜、柄谷行人の『批評とポストモダン』『反文学論』等を再読。これまで読み落としていたいくつかの視点に気づく。黄金週間中も休みなしで動いていたのに、まだたまっている仕事がかなりある。順に消化しなければならないが、あすは終日オフの予定。

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May 10, 2005

2005年5月10日(火)

日記の更新は一か月ぶりとなる。日記だというのに下書きをする習慣があり、なまじ下書きをためこむと更新がいよいよ大変になり、そうこうしているうちに心身の不調を心配してくれる人もあらわれ、これはきちんと再開せねばと思ったままさらに時間は流れた。そんなわけで下書きの分はとりあえずあきらめる。日記は一か月だったが、髪が三か月も伸びっぱなしだったので、夕刻、美容室へ。スタッフの一人に、おひさしぶりです、と挨拶されてしまう。夜、今週末に東京で批評会を予定している高木孝さんの第一歌集『地下水脈』を再読する。執筆メモなどは近々まとめて更新することにする。

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