2005年11月11日(金)
午後、氏神と言うのか産土神と言うのか、つまりご近所の神社へ、家人と一緒に参拝に行って来た。引越をしてからかなり長いのに、実はこれがはじめての挨拶なのである。途上、声のような音のような奇妙な音が聞こえた。通りの向こう側を見ると、男性の腕に鷹がいる。鷹!? 甘えたような声をあげるその鷹を呆然としながらしばらく見つめていた。鷹匠さんがご近所にいたとは……。そのあと公設市場に寄って、店頭の茄子を見た家人が、あとは富士を見れば三つ揃うなどと言うので笑う。あれは順位で、揃えるものではないよ。猪鹿蝶とかじゃないんだから。藤原安紀子さんの詩集『音づれる聲』(書肆山田)を繰り返し読んでいるのだけれど、読めた、という感覚がなかなかやって来ない。
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