2007年10月25日(木)
夜になってから神宮前へ。駅前の某所で、義姉と家人が通っている某教室が終るのを待っていた。よく見える場所で、ストリートミュージシャンが一人できもちよさそうに声をひびかせていた。思い出せそうで思い出せない曲があって、気になったのでこっそり歌詞をメモにとる。メノマエハコンペキノアオイソラダ。紺碧なのか青なのかどっちなんだろうと思っていると携帯電話が鳴る。簡単な買い物をして、家人と義姉と一緒にお茶をする。
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万来舎のウェブサイトに、21日付で、江田浩司さんが「『短歌ヴァーサス』最終号を読む。」という文章を書いている。「テクストの優劣を区別する生産性のある批評の場」を語る江田さんの、この文章が発する渇望のようなものは、文脈上は、ポストニューウェーブを論じる場に向けられているが、そもそもは、短歌批評全体に向けられたものなのかも知れない。最近、結社誌「塔」9月号の時評で、なみの亜子さんが、現在の作品に対応できない短歌の批評用語の実状を指摘したり、結社誌「未来」10月号の時評で、黒瀬珂瀾さんが、典拠のある批評用語での応酬や共有認識の蓄積を求めたり、という具合に、短歌批評の既成の枠組への疑いをはらんだ言及をよく見かける。
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角川書店から総合誌「短歌」11月号が届いた。第53回角川短歌賞の発表号である。この号の別の特集「旧仮名遣い・新仮名遣い」に「短歌における旧仮名と新仮名」という文章を出稿した。400字で10枚ほどだったか。仮名遣いについては、ぼく自身がいささか癖のある傾向をもっているので、この機会に資料を読み直して、できるだけ入門者的な観点から再考してみた。
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本日の朝日新聞夕刊、中部版学芸欄に、隔月連載の詩歌句時評「東海の文芸」が掲載された。作家の在住エリアが限定されて、詩歌句全ジャンルが対象になるという条件は、書きやすいようでもあり書きにくいようでもある。今回ははからずも俳句関連の本が集中した。とりあげたのは、加藤哲也さんの評論集『寺島初巳秀句抄』(東京四季出版)、中村雅樹さんの第二句集『解纜』(花神社)、土井田晩聖さんの第一句集『万事』(富士見書房)である。
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