2008年1月21日(月)
大寒。午後、同朋大学へ。雪の予報も出ていたらしいが、ひざしがあってさほど寒くもなかったので、ふだんバスに乗るところを歩いてゆく。文章表現の講義の十四回目。きょうは全体の復習と短歌の概説と具体的な作品の読解など。俵万智さんや穂村弘さんを語るのに、歴史を語るように語るのは、何だかまだ感覚的になじまない。帰りもバスには乗らずに歩く。
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答が二桁程度の加減算はデジタル式に暗算をする。答が三桁以上になるときは電卓を使うか、頭のなかの算盤を指で軽くはじきながら暗算をする。本物の記憶なのかどうかはよくわからないが、少年時代の算盤の珠の感触がいまでも右手の指に残っている。きょうも文章の文字数の計算をするのに、まぼろしの算盤の珠をはじきながら、そうそうこんな感じだったと思い出していた。たしかもう三十年以上実物の算盤にはさわっていない。
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きょうの一首。読み上げ算、好きだったのだが、あの呪文のように繰り返す、ごわさん、を、ご破算、ではなく、ご破産、だと思っていて、なんとなく切ないものを感じてもいた。
ごはさんでねがひましては無のやうな一日の奥から何か来る/荻原裕幸
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