2008年1月23日(水)
寒い日が続く。と言っても、全国的に見て、名古屋はさほどでもないのか。東京は雪だという。北海道の各所は、気温を聞いただけで氷りつきそうな感じ。
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短歌誌「レ・パピエ・シアン」2月号に掲載された「定域詩」を読む。B5サイズという「定域」を自在に活用した各作品を楽しみながら、定域詩の定義や理解が拡大されているのを少し考えていた。岡井隆詩集『月の光』(一九九七年)の解題で、小池光は、命名者でもある岡井の定域詩について、次のように述べている。「一見してわかるようにここで試行されていることは、自由詩における定型性を図形的に追求する試みである。いいかえると、無定型である詩を、図形の枠組のなかに強引にネジ込むことにより、音数の定型である短歌との接点、接触の可能性を計っている」。この理解を踏まえるならば、岡井の歌集『E/T』『伊太利亜』に見られるのは、定域詩ではなく形象詩(カリグラム)に類するものであり(岡井自身もアポリネール等を参照していると明言している)、加藤治郎や加藤聡明や島なおみの試みも、同誌の試みも、やはり形象詩という角度で捉えるのがいいではないかという気がした。
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きょうの一首。個人の死を終点とする時間の流れと死が終点とならない時間の流れとがあるように思う。前者は後者に含まれていることになるが、二つの時間は二つの時間として取り扱わないと、何かを間違えそうに思われてならない。などと抽象的なことを考えながら。
通過点のやうな日として死を諭すある種の雨を傘さして聴く/荻原裕幸
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