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February 21, 2008

2008年2月21日(木)

夕刻、桜山の美容室へ。伸ばしっぱなしだった髪をカットしてもらいながら、奈良公園の鹿とか銀閣寺の苔とか嵐山に行ったとか行かないとか、なぜか古都をめぐる話をする。夜、錦三の和食の店へ。編集者三人と文芸評論家一人と歌人一人とで会食。牛鍋その他をつつきながらギョーカイ的な話をいろいろ聞かせてもらう。帰りに本山の台湾ラーメンの店に寄ったが、辛いものを食べて汗をかくとそのあとが寒そうだったので、ふつうの叉焼麺を食べる。

短歌研究社から「短歌研究」3月号が届く。この号には、穂村弘の歌論集『短歌の友人』(河出書房新社)の書評を出稿した。400字で約3枚。タイトルは「奇抜な見取図」。このおもしろい本のおもしろさは、読めばすぐにわかる質のものだが、ただおもしろがって読むだけではいささかもったいないおもしろさをもった本なので、そのあたりが伝わるようにと腐心した。書評の文章がどことなくかたい表情になっているのは、たぶんそのせいだろう。

きょうの一首。マンションのすぐ横の梅がきれいに咲いている。

 習作として描かれた絵のやうなしかしたしかに触れると梅だ/荻原裕幸

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