2008年3月13日(木)
友人から届いた葉書に紅梅が咲いていた。葉書は事務信だが、語り出しに「はがきにて失礼いたします」と書かれているのを読んで、しばらく和んでいた。挨拶の丁重さというのは、対面、封書、葉書、ファックス、メールの順になるのだろうか。電話はどこに入るのかな。
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生の一回性、ということばがある。人は一度しか生きられない、という実存の問題である。死を悲しんだり過去を悔いたりする文脈のなかで見かけると、ひやっとした気分になるものだが、それでも、0か1かと考えるなら、一度は生きられるのだとポジティブな考えも生じる。ただ、この頃、1か2以上かといった感覚のなかでこの一回性ということばを見かけることが多い。ゲームじゃないのだから、という例の文脈である。1がものすごく淋しいものに感じられる。
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きょうの一首。
死体ではないものがゐる綿パンで四つ折りにした新聞を読む/荻原裕幸
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