2008年3月21日(金)
午後、栄へ。底が抜けたような明るさをただよわせた、あきらかに新入社員という風情のスーツ姿を多く見かけた。研修の期間なのだろうか。外の風景をしばらく眺めてからスカイルの教室へ。朝日カルチャーセンター「はじめての短歌」。きょうの出席者は14人。見学者が1人。詠草は16首。題は「揺」。欠席者が多かったので、これは延長せずに終るかも知れない、と思ったが、思っただけに終る。
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短歌研究社から「短歌研究」4月号が届く。「数字を詠みこむ」という特集に、数字を詠みこんだ作品三首選と数字の歌の読みどころ400字と数字を詠みこんだ新作三首を寄稿した。各執筆者の数字観がこんなに違うのかと思って軽く驚く。
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きょうの一首。講座で「揺」の題の作例として見せた一首。自己の内部の水というモチーフについては、揺らすも零すも濁らせるもそれぞれ先例がある。ただ、無理に類想を抜け出そうとすると、表現のための表現のようなおかしな感じになるので、逆に先例をまるごとつめこんだ。三つの並列される要素があれば、二つは先例で一つはひねるのがセオリーなのだが、変化させるよりもバックスピンをかけるような具合にまとめてみた。
揺らしたり零したりときに濁らせてわたしの奥のみづの春秋/荻原裕幸
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