2008年4月30日(水)
やけに暑い一日だった。名古屋は夏日になったという。午後、桜山の美容室へ。伸ばしっぱなしだった髪をカットしてもらう。美容師さんが、GWの話をしはじめて、もし十連休なんてもらっても何をしていいのかわからない、と言う。ふだんの休日でも過ごし方に迷うのだそうだ。それは、独身で好みの男性客にぜひ伝えるべきではないか、と思ったりしたが、余分なことは言わずにおく。行き帰り、値上げに備えるためなのか、方々のガソリンスタンドにものすごい列ができていた。
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ぴらにあを飼ってこの春やりすごす/原しょう子
第一句集『二十五時』(一九九六年)に収録された一句。やりすごさなければならないほど嫌な春なのか、それほどまでに退屈な春なのか、何にせよ、さまざまな選択肢がありそうなのに、あえてピラニアの飼育をその代償にしたわけだ。この肉食魚をはじめて飼うと、どうしても一度は生餌を与えてみたくなる、という話を聞いたことがある。さらりとした感触のことばの向こう側には、ハードな場面、と言うか、尋常ならざる心境が隠れているのかも知れない。同句集から他にも好みの句を。
ガム噛んで銀河を渡る駅に佇つ/原しょう子
拝啓も前略もなし青とまと
草の実をつけて身のうち静かなり
葉桜や折り目正しく妊りぬ
五分だけ泣いて白菜たて割りに
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きょうの一首。遊びの道具としての風船は昨今あまり見かけなくなったが、イベントの小道具としては使い勝手がいいのか重宝されているらしい。近所にある結婚式場から飛んでゆくのをときどき見かける。
風船のゆくのが見えて窓ではなく窗と書きたくなるやうな窗/荻原裕幸
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