2008年4月7日(月)
雨。桜を散らす雨になりそうだなと思いながら外を少し歩く。郵便受に投げこまれていたポケットティッシュに「運命の出会いを望んでいる女性。83%」というキャッチフレーズがあった。出会い系サイトの広告である。たぶん、運命の、は、運命だと感じさせるような、の意味も含むのだろうが、それにしても、運命だったら望むも望まないもないんじゃないかと思う。
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東郷雄二さんから連絡があって、昨年五月でいったん終了した短歌のコラムをふたたびはじめるという。コラムのタイトルは「今週の短歌」から「橄欖追放」に変更。毎週ではなく、毎月第1月曜と第3月曜、月二回の連載になるらしい。現在すでに「再開の弁」と佐藤弓生さんをとりあげた第1回が掲載されている。以前このブログに書いた紹介文をそのまま引用しておく。「東郷さんのように、まったく違うジャンルの最前線にいる人が短歌を好む、というケースは聞かないこともないのだが、ここまで本格的な短歌論というのは例がない。そもそも歌人にだって、これほどきちんと現在を語っている人が何人いるだろう。必読サイトとして広く奨めておきたい。」
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きょうの一首。結句のあたりが夢落ち的かなとも思ったのだが、短歌の場合、夢落ちと夢の残像の表現は紙一重であって、これはこれでよしとすることにした。
この雨に溶けてくるわと言ひのこし帰らぬやうな雰囲気がある/荻原裕幸
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