2008年5月14日(水)
午後、中京大学へ。八事まで歩いてゆくと、木も花も人もやけに明るくて、いかにも五月らしい風景がひろがっていた。途中、黒揚羽を見かけた。むかしは珍しい蝶だとばかり思っていたが、住んでいる場所によるのか、この頃はよく見かける。烏揚羽もときどき見かける。オープンカレッジ「俳句を楽しむ」、春期の五回目。きょうの題は「新緑」と「虹」。いつものように添削的な批評を進める。
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帰宅後、きょうの題に即して二句。俳句らしい感じが少し掴み出せればいい、というきもちで俳句を書くのは俳句に失礼な気もするのだが、非力なのに欲ばりすぎて冒涜するよりは多少ましかと思うことにしている。きょうもおとなしめな感じで。
本買ひに出て新緑を抜けられぬ/荻原裕幸
虹のまま夕餉のしたく進みをり
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きょうの一首。以前友人から聞いた話だが、急な来客のとき、広げてあったものをあれもこれもと慌てて運びこんで戸や襖をしめてしまうような部屋を「鶴の間」と呼ぶのだそうだ。鶴が機織りをしている=何があっても決してあけてはいけない、ということらしい。そんな話を思い出しながら。
夏めいた感じの声が鳴いてゐるわが家のどこか深いところで/荻原裕幸
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Comments
こんにちは。
荻原さんのお宅にも“鶴の間”おありなんですね。
我が町から車で20分程の町に“夕鶴”伝説のお寺があります。
我が家は鶴の屋敷にしてしまいたいほどです。
Posted by: はんぱら | May 17, 2008 at 04:44 PM
はんぱらさん、こんにちは。
わが家は、鶴の間がある、と言いますか、
そもそも全体が鶴の間状態、と言いますか、
ええと、まあ、そんな感じです。
夕鶴伝説のお寺、いいですね。
山形だったか新潟だったか、記憶が曖昧ですが、
それらしい地名の残る場所もあるそうですね。
そんな場所で鶴を見てみたいものです。
Posted by: 荻原裕幸 | May 18, 2008 at 03:47 PM