2009年5月12日(火)
真夏日が三日続く。睡眠のサイクルが大きくずれて、午後、仮眠のような昼寝のような睡眠をとる。自分が、犬をはじめ、動物にそっぽを向かれることが多いのは、以前にも書いている通りで、家人の説によると、かまいたいとかあそびたいという過剰な意識が嫌がられているようなのだが、きょうは、すれちがうときに犬が怖がって、飼主の背後に必死で隠れようとしていた。飼主の女性がこちらの様子を見ながら、はははは、と声をあげて笑ったあと、その犬に向かって、怖くない怖くない、とか言いきかせていた。
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結社誌「短歌」5月号で、菊池裕さんが「破調について」と題した短歌時評を書いている。高瀬一誌さんの第一歌集『喝采』(一九八二年)の読書会のことを契機に、字足らずの作品がいかに菊池さんの短歌観にあわないかを述べている。時評と言うよりは歌論に近い内容なのだが、字足らずの隔靴掻痒感は、自分には、感覚的によくわかるものである。字足らずを否定的に言うのは、定型を音の数が具体的に構成するかたちだと考えることによるものだ。ただし、定型を空白の音を含むかたちなのだと考えれば、字足らずとは空白の音の多い定型ということにもなるわけで、菊池さんや自分の短歌観/定型観を、感覚の問題だとして退ける立場もあり得るだろうし、定型以外のものも短歌を支えている、とする、高橋みずほさんの評論等、時評の視野に入れてもいいのではないかという気がする。
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きょうの一首。カウントに間違いがなければ、連続で五百日目のきょうの一首。
昨夜から飲まれないまま枕辺にグラスのかたちで在る夏のみづ/荻原裕幸

Comments
五百日完投おめでとうございます!
動物にやたらにまとわりつかれるってのも,それはそれで困るっぴ....。
Posted by: ぴりか | May 15, 2009 at 07:25 AM
こんにちは。
怖くない怖くない ですか…(笑)
荻原さんのご心境は…とは思いつつ…
やっぱり…(笑)
Posted by: かや | May 15, 2009 at 12:06 PM
ぴりかさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
もう少し連投してみようと思います。
家人が動物に好かれる体質(?)なんですが、
たしかにときどき大変そうです。
困るっぴ? 「ぴ」って何?
Posted by: 荻原裕幸 | May 15, 2009 at 06:23 PM
かやさん、こんにちは。
そうです。怖くない怖くない、です。
ぼくに対する気遣いなのか、
犬に対する気遣いなのか、
どちらなのかよくわかりませんが、
ぼくにも聞きとれるほどはっきりと
犬に向かってそう言ってました。
Posted by: 荻原裕幸 | May 15, 2009 at 06:25 PM