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October 22, 2012

2012年10月22日(月)/木犀通信

数日前、家人と植田のオリコーヒーに行ったとき、この秋はじめて木犀の香りに気づいた。翌日からは近隣でも香りが広がっている。暑さが長引いたせいなのか、やけに遅い開花である。それにしても申しあわせたように同時に咲きはじめるのは、木犀の一般的な属性なのか、それともほんとに木犀同士での申しあわせのようなものがあるのか。後者だと面白いな。人間にはわからない木犀間での通信方法があって、そろそろかな、まだまだ、そろそろだよ、まだもう少し、いいかげんいいんじゃね、じゃあ咲こうか、みたいな感じで。

ブログを再開してみようかなという気分になりつつある。メモの類はつねづね書いているわけだから、いつ再開してもいいはずなのだが、文章や作品を他者に向けてリリースする総合的な負担を考えると、どうなのか迷うところではある。とりあえずブログのスタイルでメモをまとめておこうか。公開するかどうかは後日判断すればいいことなのだから。

きょうの一首。この夏で五十歳になった。五十年と言えば半世紀である。他人に年齢を隠したことはないけれども、この年齢は、口にするとなんとなく照れる。秋刀魚はただ単に私の好物だというだけのことだが、書いたあとで、佐藤春夫「秋刀魚の歌」を思い浮かべたりしていた。

 二十五歳が過ごした時間ふたりぶんなのだと笑ひつつ秋刀魚食ふ/荻原裕幸

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