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November 13, 2012

2012年11月13日(火)/喧喧諤諤

午後、義母と家人と三人でコメダ珈琲店本店に行く。軽食を二人前注文し、それぞれを四等分して、二対二対四の比率で食べる。もちろん食欲旺盛な私が四である、と念のため申し添えておく。きょうの話題の中心は、義姉の飼猫のことだった。猫も飼主もいないところで、ああでもないこうでもないと、三人で好き勝手な理屈をならべては、納得したり溜息をついたりしていた。もしも猫と飼主が聞いていたら、さぞや呆れたことであろう。小一時間ばかりの平和なひとときであった。

わかりやすい日常的な語法や感性のなかで詩歌句の作品を書こうとする立場がある。一方、それでは詩歌句の存在意義がないとして、ジャンル特有の語法や価値を求めようとする立場がある。前者はジャンルに変化をもたらし、後者はジャンルに蓄積をもたらすが、是非はともかくとして、全体がどちらかの立場に大きく傾くと、ジャンルの存続を危うくするような状況が訪れるのは、誰の目にもあきらかだろう。右顧左眄していい。偏りは禁物だ。座の文芸/場の文芸と呼ぶときの座や場は、時に自在に、臆面もなく、狭くしたり広くしたりすればいいのではないだろうか。

きょうの一首。作品の是非の判断とは別に、たとえば、この一首に見られるような、平仮名の「く」が飛び飛びに四つ並んでいるのが、意図していなかっただけになんとなくおもしろい、という判断が生じることがある。つまるところ自己満足の類ではあるけれど。

 初冬なのにまだ咲く薄く淡く咲くコスモスの件ではあるけれど/荻原裕幸

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