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November 15, 2012

2012年11月15日(木)/八事好日

きょうは八事句会の日だった。昨年まで中京大学のオープンカレッジで俳句の講座を担当していたのだが、そのときの受講生さんのなかで、気のあった人同士が、自主的に開いている句会だ。もう二十回を超えているという。私が参加するのは飛び飛びで三回目になる。今回からは、一参加者兼講師というスタイルで関わることになった。メンバーが培って来たものを大切にしながら、それなりの舵取りをしたいと思っている。

八事句会の兼題は「神の留守」。加えて当季雑詠三句。進行は、無記名のプリントで選をして相互に批評をするオーソドックスな様式である。私が出詠したのは以下の四句。ひさしぶりの句会だったせいか、ともすればことばが力みがちだったので、できるかぎり抑えてまとめてみた。あるいは抑え過ぎだったかも知れない。

 爪切りの佳き音ひびく神の留守/荻原裕幸
 昼深し母のかたさに蕪煮えて
 ふらふらと来て冬枯に出口なし
 小春日のこんなところに回送バス

きょうの一首。地下鉄がそれなりに充実して、主役の座を譲りつつある名古屋の市バスだが、路線のややこしさは相変わらずである。路線図を見ていると目が回りそうだ。ちなみに、この一首は、「回送バス」の一句をまとめていたとき、副産物的にできたものである。短歌と俳句が、私のなかでどのように書きわけられているのか、それが見えるような、見えないような。

 路線図のやうに絡まることもない市バスに乗つて小春日をゆく/荻原裕幸

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