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December 17, 2012

2012年12月17日(月)/詩歌俳柳

第四十六回衆議院議員総選挙は、自民党が議席数を二倍以上に増やし、二〇〇五年の郵政解散の時と同じく、自公連立で三分の二を超えた。民主党は、日本維新の会を辛うじて上回り、野党第一党にはなるのだろうが、相次ぐ議員の離党で減っていた議席数をさらにほぼ四分の一まで減らした。変化のない公明党の組織力を背景に、変化のない自民党が受け皿として機能した、ということなのだろう。日本はどこへ行くのかが問われていたはずだが、日本はどこへも行かないということになるのだろうか。

きょうは同朋大学の文章表現の講義の日だった。欧米の詩には、複数の形式があるのに、どのような形式の詩を書いてもその人は詩人と呼ばれる。一方、日本では、複数の詩の形式が、それぞれに独立した一つのジャンルを構成しているため、書く形式に偏りが出るし、形式によって、詩人、歌人、俳人、川柳作家などと違う呼び方をされる。私たちはそれをあたりまえのように感じてはいるが、考えてみれば少し妙なところがある。なぜそのような状況が生じているのか。というような話をざっくりと講義した。

きょうの一首。きのうの私をきょうの私がひきうけること、少し気取った言い方をすると、生きる、ってそういうことだと思う。目覚めにそんなことを考えながら、珈琲を淹れようとぼんやりとキッチンに立つと、あとかたづけを忘れたままのシンクがすごい状態になっている。荻原家では、キッチンのかたづけは基本的に男性の分担なのである。男性は私しかいない。

 けふをきのふとゆるく繋いでここにある葱をきざんだままの包丁/荻原裕幸

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