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December 26, 2012

2012年12月26日(水)/日録三昧

数え日となった。来週には来年がやって来る。ブログのスタイルでメモをまとめはじめてからすでに二か月が過ぎたけれど、まだリリースしていない。と言うか、リリースするかどうかを考えるのをすっかり忘れていた。情報や思考の流れを整理するトレーニングと日常で生じる何かをきっかけに短歌をまとめてゆくことで自己完結していたのだった。どうしたものか。

日録的に文章を書いているとき、私が、重い、と感じるのは、つねに過去の私を抱えて現在の私があるように書いていることである。無意識にそうしている面もあれば意識的にそうしている面もある。日録のレベルで、過去の私と現在の私の間に整合性があるかどうかは、私をずっと見続けている人、非公開の場合であれば私一人だけが問題にしているわけだが、にもかかわらず、私はそれを棄てることができず、私は私自身を見続けている、と言うか、監視し続けているのである。整合性を失ったところで、私が私であることに何ら変化が生じるわけではなく、感覚や思考のギアシフトのようなことが起きた、というだけのことだろうし、そもそも感覚や思考は、時間の経緯とともに変化する方が自然でもある。それなのに私は、私と私と私と私と(きりがない)私の間の整合性が気になって仕方がない。

きょうの一首。蜜柑の皮を螺旋状に剥くのは私のくせで、一度これに慣れてしまうと、他の剥き方がとても億劫に感じられて、変えることができなくなってしまったのだった。他人の目があれば、そんな奇妙なくせは生じなかったのかも知れないが、残念ながら、他人と呼ぶほど親しくない人の前で、蜜柑の皮を剥く機会はほとんどなかったのである。

 みかんの皮をらせんに剥いて私からなにかを継いだ私が笑ふ/荻原裕幸

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