March 18, 2005

松木秀『5メートルほどの果てしなさ』リリース

松木秀さんの第一歌集『5メートルほどの果てしなさ』が【歌葉】からリリースされた。312首を収録。無名的/無私的であるがゆえにそこから力づよく生じる諧謔の文体が快い。そして、ではそのように語る一人称とは何者なのかという困難な問いへのアプローチも果たそうとしている。乞御一読。ちなみに、解題は荻原裕幸が執筆した(「果てしなき自己言及に」400字×7枚)。

 秋津島ヤマトの糊は学校の工作となりて千代に八千代に/松木秀
 アメリカのようだな水戸のご老公内政干渉しては立ち去る
 かなしきはスタートレック 三百年のちにもハゲは解決されず
 輪廻など信じたくなし限りなく生まれ変わってたかが俺かよ
 「生涯独身」と「一生独身」の言わずもがなで後者のわれか

同歌集は以下のURLから入手できる。
http://www.bookpark.ne.jp/cm/utnh/detail.asp?select_id=50

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September 16, 2004

朝日新聞/ネットの土壌が育てる歌人

朝日新聞9月16日付朝刊文化面の「トレンド」で、大上朝美記者が「ネットの土壌が育てる歌人」という記事を書いている。見出しと写真を併せ、紙面の1/3×7段という大きな扱いだ。斉藤斎藤さん/歌集『渡辺のわたし』、石川美南さん/歌集『砂の降る教室』、ひぐらしひなつさん/歌集『きりんのうた。』が紹介の対象になっている。三冊とも直に企画・編集にかかわった歌集なので、なんだかどきどきした。ありがたい話である。

※各歌集のタイトル部分に、入手先へのリンクをはってあります。

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August 02, 2004

短歌ヴァーサスのウェブサイト、OPEN

短歌ヴァーサスのウェブサイトが、本日、オープンしました。短歌ヴァーサスに関連する各種情報の他、増田静、松井茂、矢島玖美子、大辻隆弘、佐藤りえ、櫂未知子、荻原裕幸(執筆ローテーション順)の7人による日替りエッセイが掲載されます。ご愛読いただければ幸いです。
http://www.fubaisha.com/tanka-vs/

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August 01, 2004

斉藤斎藤『渡辺のわたし』リリース

斉藤斎藤さんの第一歌集『渡辺のわたし』が【歌葉】からリリースされた。第二回歌葉新人賞受賞者。受賞作「ちから、ちから」等293首を収録。独特の文体で描かれる世界は、ときに爆笑を、ときに絶望的な気分を、ときに至福の時間をもたらしてくれる。乞御一読。

 ふとんからふりだしにもどる匂いがしてまた日曜の午後の陽だまり/斉藤斎藤
 うなだれてないふりをする矢野さんはおそれいりますが性の対象
 加護亜依と愛し合ってもかまわない私にはその価値があるから
 泣きやんでしまう前にとハンカチを構えていたら脛を蹴られる
 寝返りにとりのこされて浮かんでるひだりのうでを君にとどける

同歌集は以下のURLから入手できる。
http://www.bookpark.ne.jp/cm/utnh/select.asp

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大橋麻衣子『シャウト』リリース

大橋麻衣子さんの第一歌集『シャウト』が【歌葉】からリリースされた。ハードな現実を描きかつ現実を超えたところに生じた心象を、短歌のフォルムのなかに鮮やかにたちあがらせている。家庭を舞台にした、良質の連作小説を読むような味わいの340首。乞御一読。

 洗濯のかごに靴下投げ入れるつまらぬ男の理屈に飽きて/大橋麻衣子
 男から夫へ変わるその顔を遺影のごとく眺めておりぬ
 一日の大半をともに過ごす子の保護者の欄に夫の名を書く
 涙の出るうちはよかった諦めが音なく下腹部へと溜まりゆく
 はずし方わからなくなってしまったか子がいない時も母親の顔

同歌集は以下のURLから入手できる。
http://www.bookpark.ne.jp/cm/utnh/select.asp

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July 30, 2004

伴風花『イチゴフェア』好評

雑誌を繰っていたら、風媒社から5月に刊行された伴風花さんの第一歌集『イチゴフェア』の評をいくつか見かけたのでメモしておく。プロデュースした歌集に反響が出るのはとてもうれしい。結社誌「短歌人」8月号の森川有さんによるレビュー。結社誌「みぎわ」8月号の三枝浩樹さんの連載コラム「詩歌散策」。いずれも好意的な感触の評だった。「みぎわ」同号の穂村弘さんの評論「棒立ちの歌」のなかにも伴さんのスタンスについて言及がある。同歌集は書店でもネットからでも入手できる。
http://www.fubaisha.com/search.cgi?mode=close_up&isbn=2051-8

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July 23, 2004

短歌ヴァーサス4号の案内

短歌ヴァーサス4号の案内が、風媒社のサイトに掲載された。定期購読者にはそろそろ届きはじめているらしいが、各書店に並ぶのは、早いところで7月末、遅いところでは8月初旬かと思われる。明後日、25日のニューウェーブ短歌コミュニケーションの会場での販売を予定している。
http://www.fubaisha.com/search.cgi?mode=close_up&isbn=5323-8

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July 15, 2004

短歌ヴァーサスのサイト、8月OPEN

短歌ヴァーサスのウェブサイト、8月2日(月)オープンの予定で、編集部が製作の準備を進めている。歌人の他、詩人、俳人、川柳作家に連載をお願いした。本誌とはまったく違うかたちでの情報発信となる。

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July 09, 2004

短歌ヴァーサス4号

予定では7月15日に見本ができあがる。風媒社から定期購読者と執筆者に発送されるのは7月下旬となりそうだ。取次を通しての全国各書店への配本は7月末頃かと思われる。4号の特集は、東直子と第2回歌葉新人賞。ちなみに、現在、5号の具体的な編集作業にとりかかっている。

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