October 19, 2005

2005年10月19日(水)

午後、中京大学へ。講座「俳句を楽しむ」の五回目。講義をしながら、一句のなかにある季題/季語にどのくらいの負荷をかけていいのか、という、季語の機能の限界みたいなものが、自分のなかで、線ではなく帯になっている、つまり幅をもっていることに気づく。これは、読むとき説くときには便利だが、書くときには負の要素にしかならないだろう。再考せねば。終了後、八事のジャスコで買い物をする。喫煙所へたばこを喫いにゆくと、ご婦人たちが、このところ名古屋で頻繁に起きているひったくりの話でにぎやかだった。なかの一人はきょう被害にあって事情聴取を終えたところだという。早く犯人が逮捕されますように。

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September 28, 2005

2005年9月28日(水)

午後、中京大学へ。オープンカレッジ「俳句を楽しむ」、秋期講座の二回目。教室へ入ると、ホワイトボードに、受講生さんたちの俳句とともに、岡井隆『神の仕事場』「しゆわはらむまで」のなかの一首が記されていた。これはどう読むのですか、って、どう読むのでしょうねえ、というような話からはじめる。小雨が降ったり止んだり、よく冷えた日。キャンパスの女子学生たちがこぞってファーのあしらってあるブルゾン姿になっていた。さすがにそれは暑かろうなどと思うと下はミニスカートで、暑い寒いで考えていては理解不能の世界であったかと遅れて悟る。あすからはまた残暑が戻るという。

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May 16, 2005

2005年5月16日(月)

先日、愛知万博に出品されていた案内嬢のロボットを見て、巧くできているものだなあと感心した。アクトロイドというらしい。SFでロボットに恋をする話がよくあるものの、映像化されるとき、特撮で俳優が演じるかCGで人間の表情を合成するかアニメで人間風に描かれるか、そんな手法が使われるため、どうも現実的な説得力がなかったのだが、アクトロイドを見て、人がロボットに恋をしはじめるのも、そんなに遠い未来ではないような気がしたのだった。夕刻、「現代詩手帖」の短歌時評のゲラが届く。夜、「Judy」の選歌について編集部と電話で打ちあわせる。

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April 01, 2005

2005年4月1日(金)

四月となる。午前、愛知万博のパビリオン予約のため、家人とローソンに行ったところ、受付開始の10時、すでに長蛇の列はできているし、回線が飽和状態で列はまったく動きもしない。30分経っても一人目の予約が完了しないので、見切りをつけて、外で遅い朝食をとる。午後、時評のための資料を読み進める。焦点がなかなか見つからない。夜、プロ野球セ・リーグの開幕戦、中日ドラゴンズのテレビ中継があったので観戦する。4対0で中日が横浜に勝つ。1シーズンに数回といった感じの劇的な展開だったと思う。深夜、仕事の続き。枡野浩一さんの公式サイト「ますので」が正式にオープンした。なかなか凝った構成。

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March 15, 2005

2005年3月15日(火)

きょうは少し暖かいか。体調はとりあえず落ち着いたようだが、まだ何となく不安な感じも残っている。朝日新聞朝刊の文化面に、丸谷才一さんが、新古今和歌集についてエッセイを書いていた。完成から一応800年ということで。後鳥羽院に微妙な肩入れをしながらの快い文章だった。知識の行き届いた人の過剰にならない断言的文体はきれいだと思う。歌人では、超大家は別として、石井辰彦さんがそうかな。午後、某大手銀行の名前で奇妙なメールが届く。公式サイトで確認してみると、電子メール詐欺だという。注意を促すコメントが出ていた。「現代詩手帖」から「うたの凹凸」の第二回のゲラが届く。校正。校了。予定していた五七五の会は、大事をとってお休みさせてもらうことにした。夜、題詠マラソンを走りはじめる。声、色、つぼみ、淡、の4首を投稿。あと96首。

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February 17, 2005

2005年2月17日(木)

中部国際空港、通称セントレアが開港。名古屋のローカル番組は朝からずっと空港一色である。もちろんめでたい感じがあるのだが、めでたさを超えたおめでたい感じもどこかにあるような……。午後、家人とスーパーへ買い物に。近所に住む歌人のYさんと店内でばったり会う。Yさんは、生活感のにじんだ表情を見せない人なので、夕刻に近いせわしない店内にいるとすぐに気づく。と書いて、ああ、そうか、だからYさんもすぐぼくたちに気づくのか、と気づいた。夜、Kさんから電話。この春、名古屋市内への転居が決まったという。ようこそ。

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December 28, 2004

2004年12月28日(火)

数え日、年内に動かせなくなった案件の整理をする。今年はかなりの分量の仕事をこなしたとは思う。ただ、それでも、滞っているものが多々あり、反省することしきり。自身の年間回顧をするつもりでいたけれど、気が滅入ることになりそうなのでやめておこう。夕刻、Aさんから電話。滅多に及第点を出さないAさんから仕事のことで及第点をもらう。少し穏やかな気分になる。報道を見るたびにスマトラ沖地震の死者の数が異常な単位で増えてゆく。人命が数の問題になるときほど嫌なものはない。物理の計算を思い出して、阪神大震災とマグニチュードを比較していたら、目眩に襲われた。あの数百倍?

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November 03, 2004

2004年11月3日(祝)

文化の日。きょうのあさがお、☆。午後、アメリカ大統領選の開票報道をテレビで見る。アメリカも日本も殊更に「接戦」なのだと強調して報じていたが、票や選挙人の数値はそんなことを語ってはいないようである。四年という時間の長さを思いながらテレビの前を去る。仕事、あたまを回しても回してもくびが回らない。現代文学会の12月のイベントがウェブで告知されている。岡井隆さんと枡野浩一さんの対談の司会をすることになった。一人は短歌史をベースにさらに短歌の領分を拡げようとする巨人、もう一人は短歌から短歌史を剥がしたところに短歌の領分を見ようとする俊英。貴重な対談になるのではないかと思う。

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August 06, 2004

2004年8月6日(金)

広島原爆忌。気温はさほどでもないようだが、湿度が異常に高い。蒸し暑い。広島の平和記念式で、小泉純一郎首相が「平和憲法の遵守、非核三原則の堅持」を約束したという報道があった。ものすごく空しい感じがした。結社誌「塔」の創刊年一年分の復刻版が出た。創刊五十周年の記念事業の一環だそうだ。貴重な資料である。夜、会社帰りの加藤治郎さんに時間をとってもらって打ちあわせ。足掛け四年になる案件がいよいよかたちになりそうだ。雑談で、二人とも次を出せば第六歌集となることなど話す。六という数字の重みに愕然とする。

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